妊産婦歯科診査
2021年9月15日
こんにちは、ひょうたん山歯科です。
今日は妊産婦歯科検診についてお話します。
名古屋市では妊娠中に1回、産後1年以内に1回、計2回の歯科診査を受診することができます。
妊娠中は女性ホルモンなどの影響で歯周病になりやすかったり、つわりで歯が磨けない、親知らずが腫れてくるなど様々なトラブルが生じることがあります。
ここで妊娠中の歯科治療について簡単にご説明します。
麻酔とレントゲンについて
- 麻酔
治療で使用する麻酔は必要に応じ最小限での使用になりますので心配はありません。
ただし、過去に麻酔で気分が悪くなるなどの経験がある場合は事前にお知らせ下さい。 - レントゲン
防護服を着用いただき、かつ部分的なレントゲンを使用しますので赤ちゃんへの影響はありません。
治療時期について
治療に適した時期は妊娠中期、いわゆる安定期(5カ月~7カ月)あたりがおすすめです。
妊娠初期(0~4カ月)は赤ちゃんが成長する大切な時期であり、またつわりの症状もありますので避けた方が望ましいと言われています。
後期(8カ月~)に入ると横になるのが大変だったり、早産のリスクもないとは言い切れないため避けた方が良いでしょう。
当院の取り組み
口腔ケアのお手伝いはもちろん、治療に関してもご本人様としっかりご相談をさせていただき、治療計画を立てていきます。急を要しないものに関しては産後から治療を始めるご提案もしています。
姿勢が苦しくなった際には背中に挟むタオル等の準備、少し起こした体勢での治療も可能です。
急な体調不良での予約変更も随時対応しておりますので遠慮なく教えてくださいね。
また、保育士が在籍しておりますので上のお子さんの託児も承ります。
出産までの長い期間、様々な心配やお困りごとがあるかと思います。
歯科医院として少しでもお力になれることがあればと思っておりますので
お口の事でお困りごとがありましたらいつでもお気軽にご相談ください♪