「根管拡大装置」を活用した精密な根管治療
皆さんこんにちは。
ひょうたん山歯科です。
進行した虫歯では、歯の根っこの治療が必要となります。
「根管治療（こんかんちりょう）」と呼ばれる処置ですね。
歯科治療の中では比較的長い時間がかかる処置であり、痛みなどを伴うことも多いことから、苦手とされている患者さまもいらっしゃいます。
当院ではそんな根管治療に「根管拡大装置」を活用することで、患者さまへの負担を軽減するように努めております。
根管拡大装置とは、その名の通り根管を拡大する際に用いるものです。
柔軟性のある針が低速で回転し、効率的かつ短時間で根管の拡大と形成を完了させることが可能です。
根管拡大装置は、根管の拡大と形成を効率的に行える素晴らしい装置ですが、そもそもなぜ根管治療ではそのような処置が必要になるのか知りたいところかと思います。
そこでまず、根管治療の主な目的ですが、それは「根管内を無菌状態にすること」です。
そのためには、根管の先までしっかりと薬剤を作用させたり、汚染物質を取り除いたりする必要があるため、作業しやすいよう根管の形態を整えなければならないのです。
そこで行われるのが根管拡大や根管形成ですね。
基本的に根管内を肉眼で確認することはできません。
それだけに、手用のリーマーやファイルなどを使って拡大形成する際には、歯科医師の技術や経験、勘などに頼らざるを得ない部分が大きかったのです。
その点、電動で低速回転する根管拡大装置であれば、患者さまの負担を軽減しつつ、精密な根管治療を実施することが可能となるのです。
テコのように、根管拡大装置は精密な根管治療を行う上で、非常に大きな力を発揮してくれます。
同時に、処置に伴う痛みや不快感を軽減し、治療にかかる時間も短縮できることから、患者さまにとってメリットの大きい装置といえます。
そんな根管拡大装置を活用した根管治療をご希望であれば、ぜひ当院までお越しください。